小さな家は魅力的

「リビングは大空間にしたい」「寝室をもっと広く」「収納はたくさんほしい」などなど、2回、3回と提案を重ねていくうちに欲望が湧き上がってくる。それを、はいはい聞いていくうちに敷地にめいっぱいの平面計画になってしまうことがしばしばあります。敷地が狭く地価が高い土地ならば、それも致し方ないとは思います。しかし、一般的な宅地の場合はあまりお勧めするものではありません。昨今「小さな家の良さ」が見直されています。その理由をお伝えしようと思います。
大きい家にはデメリットとなる面が多々あります。
まず、敷地一杯に建ててしまって余裕があまりないと、採光や通風に影響します。それは周囲の建物に対しても悪影響です。自分が良ければそれでいい、と利己的なのは良くないはずです。近隣住民、お互いがお互いのためを思う社会のほうが、自分自身の為にもなるものです。現に、敷地にめいっぱい建てた家は、暗くなりがちで風も通らず不健康で不経済です。
 景観的にも、周囲へ圧迫感を与えてしまいます。建物は街並みの一環でもあることを自覚しなくてはいけません。古代ギリシャでは「建築家とは、神に代わって風景を創ることを許された唯一の人」とされていたそうです。現在では建築家以外にも風景を変えてしまうことができてしまいますが、それぞれが「神に代わって」と感じるくらいの責任を持つことができたら古代ギリシャのような美意識の高い、統一感のある美しい街並みができるのかもしれません。
 住宅計画は家族の人数が多い時にはじめることが多いものですが、いずれお子さんは独立、結婚をして巣立っていくことが一般的です。すると使われない部屋が発生します。掃除も滞り、空気もよどみその部屋には使わないモノがたまってきてしまいがちです。そして、その部屋から建物は劣化が進んでいき魅力が減り、ついては空き家と化してしまう。という流れが近年多く見受けられます。
 

そして何より不経済です。イニシャルコストもですが、ランニングコストもです。坪単価60万円だとして一坪削ってその60万円。総二階だと建坪1坪減らせば1階2階で120万円が浮きます。その分で生活の質をあげ快適に過ごすほうがずっと有意義だと感じないでしょうか。

 

では次に、小さな家のメリットを上げていくことにします。
 構造が堅牢になります。(設計次第ですが)小さい家は崩れにくいのはイメージが付きやすいかと思います。狭い箇所に柱も密集しますし、高さを抑えることで安定感が増します。

 

  ランニングコストのあまりかからない快適な空間で外部環境を楽しめます。今の住宅にはシックハウス防止のため、法律で24時間換気扇を設置するのが一般的です。高気密、高断熱を謳っておきながら24時間換気で温熱エネルギーを無駄に放出しているのです。建坪1坪削って浮いたお金で熱を変換できる換気扇に変更すれば省エネにもなります。容積が小さい分、エアコンも効率的になります。外部空間に余裕ができることで、風通し、日当りをよくすることができパッシブ効果も向上します。
 一説によると、快適な住宅に居住することで、四季節を楽しめるようになるといいます。個人差はあると思いますが、「寒い部屋で過ごしていると、雪の風景を楽しむ心境にはなれないよ」と聞くと理解できる気もします。

何より、快適な空間で暮らすと体調が良くなるという、最近の調査報告もあります。ヒートショックはもちろん、お子さんのぜんそくが治ったり、アトピーにも有効と聞きます。高齢化社会をむかえるにあたり快適な住宅にすまうことは必須なのではないでしょうか。

 他にも家族との距離感が近くなりますし、家族が減った時にもさみしくない広さで、掃除などの家全体の日頃の管理もたやすくなります。
  また、外観の印象もスマートになります。庭や周辺環境とのバランスもあるとは思いますが、大きい家のような圧迫感はなくなります。街並みの景観にも貢献できる空間を作りこともできます。
  それでも、「広々とした空間で暮らすのが夢なんだ!」という方もいらっしゃると思います。建坪が小さい家でも広さを演出する工夫はいろいろあります。とお伝えしたい!

 

  ひとつは、抑揚のある空間を演出すること。狭いところから広いところへ移ると、心理的にとても広く感じます。このように家の中に対局となる空間を作るのです。広さだけではありません。高さ、明るさ、などもです。いい建物にはリズムを感じます。

 

 他にも広さを感じさせる工夫に、ヌケ感があります。視線のヌケです。外部環境をどう室内に取り入れるかも設計の腕が試されるところです。

 

 動線を考えることも、狭さを感じさせないためには必要です。回遊できるような設計だと、狭さのストレスも軽減できます。

 

 他にも苦肉の策ではありますが、鏡をつかって広く見せる。壁の色を寒色系にする。などの小技も少々。これは、建築後のDYIでも対応可能ですね。

 

小さな家のメリット、お伝えできたでしょうか?

 

 最近は、ミニマリストの台頭も相まって世界的にもトレーラーハウスやツリーハウスなど、小さい家が注目されています。偏ったミニマリストはいかがなものかとも思いますが、何かを成熟させるためには別の何かを潔くあきらめる必要があると考えます。CUTがあってGETがある。スティーブジョブズも禅の教えから、かなりのミニマリストだったとか。お金持ちの家にはモノが少ないそうです。ドラマの中の金持ちの家はすっきりしているのもうなずけます。

 

 そんなことを考えながら、また、提案を重ねるごとにどんどん大きくなっていく平面図を眺めながら「また無駄が増えてくなー、まるで私の脂肪のようだ・・・」などと感じてしまうのでした。

(かつて建築界で「メタボリズム思想」というものがあっての連想です。)

 

 

豊かさとは2

小堀哲夫氏の講演を聞いてきました。

現在注目株の若手建築家です。

代表的な建物にROKI Global Innovation Centerがあります。

空調や光を最先端のプログラムを用いて取り入れ方ている方で、

レンゾピアノを彷彿させる建物だな~と感じていましたが、

そこには大切な思いが込められてのことでした。

 

「建築と環境と人間」と題してのお話でした。

建物と人間の間に環境があり、これが大切だと。

環境は、目に見えないものです。虚です。

光や影、風やにおいなど。

空気感、それとも「間」とでもいうのでしょうか?

それを作るのが建築なのだと。

ものを作るより、環境をつくる。

そして、その環境に「人の幸せづくり」もかかわってきます。

その空間を人がどう感じ、どう使用するか?

その会社、そのコミュニティ、その人のために、

どう行動することがいいことなのか、からの発想で環境をつくりあげています。

建物だけではなく、人を巻き込んでいく建築とでもいいましょうか。

開かれることが大切であれば、どんどん人が集まる空間をつくる。

そして、新しいつながりが生まれ、新しいことが始まる。

そんな建物には、とてもおおらかなものも感じました。

 

私は、そこに時間の考えもプラスしたい感じています。

今までの歴史、これからの人の成長、季節の移り変わり、一日の移ろい、

そして、人の移動もです。

 

大きなことを言っているようですが、

根底にあるものは住宅にも共通すると考えています。

お金をかけて作るだけではなく、豊かな住宅を作りたいですね。

 

豊かさとは1

設計事務所に設計を依頼する利点は・・、と考える。

暮らし方から一緒に考え、豊かな空間を実現できること。かな、と

じゃ、豊かな空間とはどんな空間か?をと考えていて、

それは、やはり個人個人で違うのでしょう。

じゃ、豊かさを感じる瞬間は?

きっとそれも人それぞれなのではないでしょうか。

たとえば

私が感じる豊かな瞬間は、

おいしいものを食べているとき、家族や仲間と笑顔で過ごす時間、

緑の香りのするそよ風を感じる瞬間、など

そんなことを想像するだけで幸せになるものです。

 

 

 

お正月は親族の集まりが度々あり、久々ではありましたが

我が家の囲炉裏を使いました。

これも、また、豊さを感じた瞬間でした。

焼きおにぎりの写真を撮るの忘れてた!

 

設計料は高くて余分な出費?

ハウスメーカーや工務店、大工さんに頼めば設計費用がかからなくてお得と思っていませんか?

しかし、

すべての建物に設計料は発生しているのです。

リフォーム工事を除き、建築主は設計士に設計させるよう法律で定められています。表立っていない場合でも料金は発生しているものなのです。

設計事務所に住宅設計を依頼した場合、工事金額を抑える知恵もありますし、工事業者とは違い、第三者の立場から工事の適正価格を判断します。

 

 そして、各個人にあったお金をかけるべきところ(こだわりたいところ)、ローコストにすべきところなどを総合的に判断して計画します。

余分な費用がかかっているようですが、実はそのようなことはないのです。

 

まだまだ他にも設計事務所にたのむ、利点はあります。

まず、失敗や手戻りが減ります。

 要望の聞き取りより詳細なところまで考え法的な部分も考慮して計画しますので計画に手戻りが少なくスムーズに進みます。

また、実施設計を行うことにより、細かいところまで設計図書を作成し、双方が完成像を共有でき、工事中「いざ」となってからの変更や「それは出来ない」ということが少なくなります。

(仕上材料や窓の大きさ、収納の棚の位置、他etc)

そして、 周辺環境、構造面や快適性、コスト面など総合的な観点から設計できます。
 間取りにこだわるあまり、不成形になっている図面をよく見かけます。おそらくは、若手営業マンがお客様の言いなりになっているためだと思われます。(私にも身に覚えはありますが・・・)

 

多少の自由さは必要だと思いますが、あまりにも不成形だと構造的にもコスト的にも不利になってしまいます。

計画中に、その当たりの説明を率直にする必要があると感じております。

 

 

 工事監理を設計事務所に依頼することにより、第三の立場から工事業者と施主との間に立ち設計通り施工されているか、適正に公平な目で工事をチェックします。
 実はこの役割はとても重要です。施工業者からの依頼で監理する場合、「NO!」が言いにくくなりますが、施主依頼の物件の場合は「NO!」を言いやすくなります。監理側と施工側は、「仲良く慣れあわず」が原則であるべきなのです。

実施設計で詳細設計まで行っている場合、設計図書に「抜け」やミスがあった場合は設計者の責任になるので厳しい立ち位置でもありますし、住宅の設計は手間がかかる割に正直あまりもうかりません。それでもやはり、実施設計・工事監理まで行いたいと思うものなのです。悲しい性ですね。

 では、どんな所にお願いすべきなのでしょうか

 

一番はフィーリングが合うところがいいでしょう。

どういう考えを持っている事務所なのか、計画の進め方、料金はいつから発生して概略いくらくらいになるのか、また人としては信用できそうかなど、会ってみて確認することをおすすめします。

「率直に話しやすい」こと「感覚が近い」ことなどが大切なところだと思うからです。

 

 実績にほれ込んでの依頼も大切です。

 

 その場合施主がお伝えすべき点は「主題」と自分達の「生活スタイル」だけにとどめ、間取りはお任せする方が間違いなくいいものが出来上がります。

 

(今まで多くの設計事務所の計画図を描く中での実感です。)

 

多くの設計事務所では初見は無料です。まずはお会いして性格が合わない、また信頼できないようであれば断ることも自由です。

まずは会ってみて、どんな人なのか、料金体制はどうなのか、信頼できそうかなどを判断してみてはいかがでしょうか。

 

 

もちろん、うちの事務所も大歓迎ですし、断ることも自由です。

ただ、少しだけ、ほんのちょっとだけ、へこみます・・(笑)

いい仕事

人は迷うものです。

最近迷っているお客様が多い気がします。情報が多いせいかもしれません。

安い買い物ではないし、まして暮らし方、生き方まで左右しかねない住宅となると、それは迷って当然です。仕方のないことだとも思います。

今や医療でもセカンドオピニオンが重要時代ですから、住宅もそうなのでしょう。

 

「これでいいのでしょうか?」と尋ねられることもあります。

 

正直、設計事務所に住宅を依頼するとローコスト住宅は期待できません。

いや、作ろうと思えば作れますがどこかを犠牲にするのかを正直に申し上げます。こっそりどこかの性能を落とすなどしたくないのです。なので坪単価も高くなりがちです。

地場の大工さんや工務店に依頼すれば、発生することのない設計料も高く感じることでしょう。私だってそう思います(笑)

じゃ、自分で設計できればいいのですが、やってみるとわかりますよ。これがなかなか難しい。間取りをあれこれいじっているうちに、不自然な形になってきたり、意外と難しいのが階段の位置、、そしてトイレを忘れたり(笑)。

機能性重視のローコストなすべて既製品でできたお家もいいのですが、それでは愛着のない家になってしまいます。

何が言いたいかというと、

どうせ高額なお金払うなら、豊かな暮らしができる家に住みませんか?

と言いたいのです。では、何が豊かさなのか?

それは、人それぞれです。

なので大切なのは、最初にコンセプトを決めること。

自分がどう暮らしたいのか、どんな人生を過ごしていきたいのか。です。

同じゴールを目指して協力し合えることが、建築士に依頼するメリットです。

なので、早くて安い家は作を作ることはしたくはないのです。

 

先日、先輩建築士さんがおっしゃってました。

一つの仕事に全員がどれだけ集中できるか、そこでいい建物になるかどうかが決まる。と。

 

発注者、考える側、作る側、が共に一つの方向に集中した仕事はいい仕事になります。

迷っていてはもったいないのです。

 

とそんなことを思う今日この頃です。

 

高性能と豊かさ

 

 「家の作りやうは、夏を旨とすべし」

有名な兼好法師、徒然草の一節です。家は夏向きに作るとよいにつづいて、「冬はなんとでもなるさ」とも。

700年前の昔、着物を何重にも着ていたこともあるのでしょう。

確かに、正月に着る着物は暖かかったと記憶しています。

そんな暖かい着物を脱ぐ場所、それは厠と風呂でした。

 

 家の中で一番寒い場所は北東とされていて鬼門と言われています。

昔、この場所にトイレやお風呂を作ると体調を崩すと言われたことから、忌み嫌われるようになしました。一番寒い場所で、服を脱ぐのでヒートッショックを起こしたものと思われます。心臓発作や脳梗塞ですね。

北東は古来の丑寅の方角で、牛の角と猛獣の虎で鬼を連想させたのだとか。それで「鬼門」と言われたとか。

現在の住宅では、兼好法師の考えはと逆となり(冬を旨とし)、更に鬼門である北東も暖かくなりました。なので、鬼門も恐れるに足らずです。(諸説あるようですが)

 

 「高気密、高断熱の家を!」と言われるようになったのはここ最近です。京都議定書のころは耳馴染みのないフレーズで、まだまだ薄っぺらなグラスウール全盛だったと思います。かろうじてOMソーラー協会などで、パッシブという言葉がささやかれていた記憶があります。

それがここにきて、国の法改正もあり、「高気密、高断熱」の住宅が求められています。メーカー各社も我先にとゼロエネルギー住宅を打ち立ててきました。私も寒いのは大嫌いなので、高気密・高断熱は必要不可欠だと感じています。「高気密、高断熱」の家だからできる、豊かな室内空間もあります。

 

 しかし、あまりに高気密・高断熱を突き詰めすぎるのはいかがなものか?という考えに変わりつつあります。最近特に多いのが、東西の窓を極力少なくしたものです。夏の日射取得率を下げるためです。高断熱になった分、熱を取り入れると逆に蓄熱されてしまい夏の省エネにつながりません。逆に冬には積極的に日差しを取りいてたいのですが、窓は断熱効果が低いため評価は低いのです。

内と外のつながりも大切です。朝日が刺す部屋は魅力的ですし、良好な景色を切り取る絵画のような窓も必要です。夏の日差しには、すだれを垂らすなどの暮らし方の工夫や落葉樹の植樹で対応できますし、外と内をつなげる豊かさも大切にしたいです。

 

 兼好法師はこうも言っています。

「造作は用なき所を作りたる見るも面白く万のようにも立ちてよし」

「無用の用」と言いたいのでしょうか?

(一見、役に立たないと思われるものが、実は大きな役割を果たしている)

老子の言葉では「何かが「有る」という事で利益が得られるのは、「無い」という事が影でその効用を発揮しているからなのだ」ということだそうです。勉強になりますね。

 

私がいいと思うのは「見るも面白く」の部分、つまりデザインの事なのでは?デザインは文化だとどなたかがおっしゃっていました。(不倫ではありません)この時代、見た目も重視されていたのです。つまり文化的だったのです。

 

昨今、快適、省エネを求めるばかりに文化を軽んじてるといいましょうか、心が貧しくなる傾向があるのではと危惧しています。そこで私は、高性能に豊かさを加えることが理想の住まいと考えています。(多少非効率になるかもしれませんが)

 

 

 

余談ですが、兼好法師は最後に「人の定め合ひ侍りし」と言っています。訳すと「ある建築士が言っていた」となるそうです。

なんだ、法師様、自分の考えではなかったのか!という結末です(笑)

 

木の良さについて 再確認

復習もかねて、木材の良さと森林についてまとめてみます。

◆感覚的に気持ちがいい!
絶対的にこれに尽きると思います。

では、なぜ気持ちがいいのでしょう。

 

・リラックスできる。
フィトンチッドの香りにリラックス効果があるとされています。これにより血圧は下がり、よく眠れるようになります。

 

・調湿効果がある。
内装仕上げに木材を使った部屋は、乾燥した冬でも湿度が30%以下になりません。また、結露の発生も減らし防カビ性にも優れています。

 

・消臭、殺菌効果がある。
ヒノキやヒバには殺菌効果があります。畳の下にこれらの材を使うと、ダニの活動も抑えられたという報告もあります。
木は呼吸するので、空気をきれいにします。シックハウス症候群を抑えます。

 

・音質が良くなる
木の硬さにもよりますが、鉄筋コンクリート造や硬い建材で仕上げた室内より、音の反響を軽減します。

とここまでは室内の半分を木材仕上に改修して「気持ちよく」なるお話でした。

次に建物自体の話です。

◆断熱効果がある

木は空気を含むため熱伝導率が比較的低いため、ある程度の断熱効果も期待できます。手触りも優しいですよね。

◆事故が減る

木は他の建材よりも柔らかいため、あるいは滑りにくいため、福祉施設や病院などで事故が減ったとの報告があります。

◆耐火性能がある

実はある程度の厚み、太さがあると芯の方までは燃えず残ります。木が燃えるためには空気が必要で、中の方まで空気がいきわたらないためです。逆に、鉄は熱を与えると弱くなってしまいます。鉄骨造でも表面に厚みのある木材で保護することもあるほどです。

◆加工しやすい

加工がしやすく、自由度が高いです。

柔らかい分傷が付いたり、汚れたりしますが、それも家の歴史と思えたらいいなぁ~と思います。
傷がついてすぐであれば、お湯である程度修復できますし、無垢材であれば研磨することも出来ます。。(複合フローリングでは無理ですが)

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マウスの生存率を実験したところ、
鉄筋コンクリート 5%
鉄骨造     50%
木造      90%
という結果報告があります。
詳しい内容は載っていないのですが、上記のことからも健康にいいということは言えますね。

 

森林についてもまとめようと思いましたが次回にします。

木材は切られてか100年間は徐々に強くなるそうです。

大切にされる木造住宅を作っていきたいですね。

住宅デザイン学校

先日、(といっても2週間ほど前になりますが。)住宅デザイン学校を受講しました。

実際に敷地を見て手書きで計画を表現するという内容なのですが、まったくできずに結構落ち込みました。

敷地を読むことからはじまり、3時間で手書きで表現するまでに持っていきます。

憧れの伊礼先生の事務所を見学し浮かれていました。そして、なめていました。
というか実力の無さに愕然としました。

他のみなさんは、すごい!

自宅に帰ってから初心に戻り、ごそごそと住宅設計にあこがれていたころ買った本たちを引っ張り出してきて、それを模写したりしています。

吉村順三さん・永田昌民さん・宮脇壇さん・中村好文さん・伊礼智さん。

伊礼先生もおっしゃっていた、「敷地を読んで形や構造から考えていく」こと。光をどう取り入れるか。
同じことが、きちんと本の中のいろんなところに描いてあるじゃないですか!
そんなことを忘れて、家族構成や要望、法規のことばかり考えて、小手先で間取りをこねくり回していました。
(結果、法規も無視したところに行き着いていたのですが(笑))

頭が、資格試験用になっていたのです。

そして、日頃、PCに頼っている自分にも気づきました。手を練り目を養わないと!

 発表の会場は自由学園明日館でした。フランク・ロイドライトの建築です。
時代を超えてもすごくいいです。
そこに身をおくことができ、とてもうれしかった。
名建築に身をおくことも大切だと実感しました。

どこに頼めばいいの?2

前回は家を持ちたいと思ったらまず何をしたらいいかについて述べました。

家を持つことのメリット、デメリットについても触れました。

まずは人生の設計を家族で話し合い、お金と向き合うことが大切だと私は考えます。

 

今回は、一戸建て派とマンション派についてと

本題「どこに頼めばいいのか?」について考えたいと思います。

 

一戸建てとマンション、どちらも個人の所有物で資産になることは同じです。

ではメリット・デメリットを考えてみます。

〇一戸建てのメリット

・ペットの飼育が可能で周囲への配慮も比較的軽いです。

・増改築が可能で土地にも資産価値があります。

〇一戸建てのデメリット

・維持管理に費用や手間が掛かるります。

・土地の購入から必要になるため、利便性の高いところは割高になります。

・セキュリティーの問題は各々対策を講じなければなりません。

・後々、相続の問題などの可能性も秘めています。

〇マンションのメリット

・維持管理にそれほど手間が掛からりません。(管理費は必要ですが。)

・最近のマンションはセキュリティー対策が整っていることが多いです。

・利便性が高いく、冬は比較的暖かいです。(外気に面する部分が少ないため)

〇マンションのデメリット

・リフォームに不自由な点があります。

・周囲への配慮が必要です。(音やにおいなど)

・古い物件だと結露が予想されます。

新築マンション購入以外には工事が必要です。

では、本題「どこに頼めばいいのか」です。

窓口をいくつか上げていきます。

 

〇コンサルタント

資金面の相談から、不動産、設計事務所や施工業者の選定など、全体にわたり各個人にあった総合的な提案ができる存在です。

しかし、長崎には少なく、工事業者の営業担当や不動産業社が代わりを担っています。自社を進めるのは当たり前で広い視野には立てないのかな~とも思います。

別途手数料がかかりますが、こちらはお客様負担だったり業者負担だったりするようです。おそらくは、お役様負担の方が幅広く公平な提案をしていただけるのではないでしょうか?

 

〇ハウスメーカー

良質で安定した品質とサービスが提供できます。土地の情報量も多く早く建てたい方に適しています。資料も豊富で出来上がりがわかりやすく提示されています。

反面、割高で営業や設計の担当者によって力量の差があるようにおもいます。(あくまでも個人の感想です)カタログで選ぶ感覚で自由度が少なく、こだわりがある方には不向きです。

 

 

〇工務店

自由設計対応が多いです。(フランチャイズ加盟店などには例外もあるようですが)

工務店さんによって特色や力量、お値段も様々です。私もいろいろな工務店さんのお手伝いをさせていただいてきましたが、作り方、こだわりの部分、いろいろあります。工務店さん=大工さんと思われている方も多いのですが少し違います。工事には大工さんだけではなくいろいろな専門分野の作業があります。解体・基礎・木工事(大工さん)・屋根工事・電気・設備・内装・左官・塗装などなど。これら、一連の作業を無駄なくスムーズに運ぶよう手配をしたり、施行の細かい点を確認・指示したり、金額面の管理をしたり、それはそれは幅広い知識が必要なのです。それ以外にも、営業し集客を考えたり、不動産業を兼ねたりします。

 

 

〇大工さん

地元に根付いているのでアフターサービスの対応に信頼がおけます。余計なところ(宣伝や営業)にお金をかけていないので割安感もあります。気軽に棚なども作ってくれます(笑)各業者さんへの手配も。住宅建築界の花形ですから、なんのそのです。

心配なのが、気軽に追加工事に応えてくれるのですが、あとあと採算が合わないからと追加料金を請求されたりすることがたまにあります。技術・人柄にも差があり、お願いしたいことが伝わっていないことも。あとからトラブルにならないように十分コミュニケーションをとることをお勧めします。

 

 

〇設計事務所

細かいこだわりに対応します。施主に寄り添い設計します。条件の難しい敷地に取り組むことも得意です。何より、工事がきちんと施工されているか第三の目でチェックします。

設計料は工事の代金とは別料金で割高感があると思います。おそらくは個人の住宅には敷居が高い事でしょう。しかし、ハウスメーカーさんや工務店さんのように宣伝や営業に費用をかけていないことがほとんどです。逆に言うと、ハウスメーカーさんや工務店さんはそのような料金が工事代金に含まれています。直接、設計事務所へ依頼された場合は工事代金をチェックするのも仕事です。一般の工事よりは少し安くなります。

(普段、工務店さんやハウスメーカーさんにお世話になっているのであまり悪くは言いたくありませんが(笑))設計士にお金持ちがいないので(笑)その点からも明らかです。

 

以上、思いつくまま書いてみました。

結論ですが、自分の思いが伝わる相手を探すことが一番だと思います。そして、真剣に取り組んでもらえる人に巡り合うことです。(難しいかもしれませんが)

契約・工事完了で終わりではないはずです。その後が一番大切ですから。

 

 

 

 

こだわりのある施主のお宅です。建築を勉強されたことがあるとのことで、ほぼご自身で間取りを考えられました。私は、法規と構造・手続き面でのサポートをさせていただきました。こちらも趣があるいい感じですね。(写真撮影がいまいちで残念です。)

どこに頼めばいいの?

昨今人手不足のせいでしょうか、忙しくさせていただいております。そのせいで自分のやりたいことが中々できず、もし時間ができたらあれもしたい、これもしたいと思っているのですが、きっと時間ができてもしないだろう自分も想像できてしまう。眠たいですね~、春だからかな~。
と本題です。

よく、「家を建てたいけど何をどうしたらいいかわからない」という話を聞きます。うらやましい限りです。

そんな時にはまず、人生設計から始めることをお勧めします。そこから始めるとあきらめる方もいらっしゃると思えるからか、あまり親身に相談できるところがないのが現状なのかもしれません。みんな売りたいから。

住宅ローンアドバイザーという肩書をご存知でしょうか?是非、この方々に相談されてみてはいかがでしょう。ファイナンシャルプランナーの方に相談されるものいいかと思います。この方々は、倫理を重視するのが基本なはずです。

先の見えないご時世です。お金としっかり向き合うことが大切と感じています。お子さんがいらっしゃる家庭ですと、義務教育の間は習い事くらいでそれほど教育費はかかりませんが、高校は私立、大学も私立となると、それはそれは大変なことになります。(体験談です(笑))

お金をかけられるだけかけるのは危険な行為なのです。(体験談です(笑))

資金計画と同時並行で行っていただきたいのが、情報収集です。

まず、一戸建てを新築するのか、マンションを購入するのか、中古を購入するのか。家族の人生計画、ライフスタイルなどを考慮しながら選択していきます。明るい未来を思い描きながら家族で話し合うのっていいですよね。

それぞれのメリットデメリットについても考えていきましょう。

住宅を持つことのメリットは

・資産価値がある

・ライフスタイルに合わせて変化させることができる

・ 周囲への配慮の軽減 などでしょう。

住宅を持つことのデメリットは

・ローン返済・維持管理・固定資産税など、経済的負担

・消費エネルギーの増加、どうしても賃貸よりは増えてしまいます。

やはり経済的なことが頭に浮かびます。

他にも、「一人だと怖い」などセキュリティーの面もあります。

それでも、住まいがほしい!と思ったら次はマンションと一戸建ての比較検討にはいりましょう。
それは、また次回にします。
ジャメイヴュー
 実績を聞かれることがあるのですがあまり写真がなくて。

完成検査時には外構ができていないことが多いためです。というのは言い訳で、おしゃべりが過ぎて写真を撮り忘れるのです。

先日熊本へ出向いた折に、その後が気になっていた美容室さんに寄らせてもらいました。貴重な一枚(笑)。あいにく施主の方は不在でした。

設計と言いましても、法規や手続き、構造に係らせていただきました。デザインや間取りは施主と施工者とで進んだ物件ですが、かわいい美容室になったと思います。

近いうちに、かかわらせていただいた物件巡りに出かけたいと思います。点検がてら。(時間ができたらしたいことの2番目にいれよっと。)